2020年1月2日木曜日

4月の茶事

卯月・四月は新しい門出を祝う季節です。

茶人にとっては、炉の終わりを迎える時になります。
葛の菓子は風炉用、薯蕷製の菓子は炉用、との約束がありますが、まだ炉になる前であれば、蕨のお菓子を選ぶことも出来ます。
薯蕷の材料になる自然薯は生そのものなので、秋頃収穫されて冬の間にお菓子になります。
 葛は薯より遅れて冬に入った頃に採取され、葛の根を微塵に砕いて寒水に晒し、粉末状態の葛粉ができあがり、しばらく寝かせておいて風味が増したら完成です。なので、次の春以降に食べる、と言う約束になっているのです。

懐石の焼肴においても、炉用は付け焼き・照り焼き、風炉用は塩焼きと言われています。4月の暑さを感じる頃で、付け焼きが暑いと感じるのであれば、木の芽焼きという技法で焼いた料理を出すのもアリかも知れません。

釜付き
花が咲く四月ですから、野遊びに出たい季節です。旅箪笥を棚として使うと言うのも良いかと思います。


見立て物
茶の湯の世界では、「見立て物」と呼ばれる道具があります。

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