7月ともなると、近頃では夏が始まっていて、いかに涼やかに茶事を楽しむか、と言うことが大事になってきます。
目から感じる涼としては、掛け軸に瀧や川の絵や、また書のみを掛け、書から涼やかな水辺を思い浮かべることも風情があります。また、水差しなどにガラス(ビードロ)のものを用い、涼やかにすることもできます。
花としては、木蓮や朝顔などがある時期です。
水差しでは、この時期は平水差しが使われます。平水差しには1枚蓋のものと2枚蓋のものがあり、それぞれ扱いが変わります。大きく開かれた水差しの口から目に入る水の様は涼しさを感じさせてくれます。そして、風炉釜を小振りにするのも夏の作法です。
お菓子では、葛饅頭など、冷たさを感じさせるものが好まれます。上手に冷やして出すのも良いでしょう。器を冷やすことも大事でしょう。ギヤマンの鉢も良いでしょう。
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