清洲城城内にある「黒木書院」は初期の書院造りの落ち着きと威厳を持っている。清洲城内にあったものを名古屋城本丸御殿の一部に移築した建物だと伝えられている。良質な松材に黒く色づけされていることから黒木書院という名が付けられた。
8畳2間とその周囲2方向に巡る1間幅の畳廊下から成っていて、北側の廊下の外の雨戸は、半蔀(はじとみ)になっている。長押しには釘隠しが打たれ、ふすまの引き手も細密華麗な飾り金具が施されている金色がまばゆい。
そのふすまは2本引きになっているが、違い棚の脇を除き、2本引きの間に障子を入れて、明かり取りになっているのが珍しい。
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