ギボウシは宿根性で冬は地上部は枯れるが春になるとハチクにもにた小さな新芽が沢山出る。やがてしゃもじににた先の尖った葉が株穴から何十枚も群がり出る。葉は主として緑色系だがそれぞれに色彩や模様があり、特に新葉の時期は美しく、降霜期になると枯れて休眠する。
梅雨の頃花茎が伸び、そこにラッパを細長くしたような、白色系の花が段々に下から上へ向かって咲く。ギボウシとは、この花が開花する直前の集合体の姿が、宝珠の形に似る所から疑宝珠と名付けられた。
1830年頃、シーボルトによって日本からオランダ植物園に持ち込まれている。彼は同時にヤツデ・アオキ・ハラン・カエデなども持ち帰った。これらの植物類は現在でも鉢植えや庭木として盛んに使われている。
日本ではヤシ・ドラセナなどの熱帯産の葉の色彩や模様が美しい植物を流石、欧米で観葉植物(フオリエジプラント)と言うと、葉の色彩や模様が美しく緩衝性が高い物であれば熱帯・温帯の区別は無く、ヤツデなどの他、ナンテン・カクレミノ・マサキ・シュロその他が優れた観葉植物として取り扱われている。英国・フランスなどどこの国へ行ってもお役所やホテルなどのロビーにはこれらの鉢植えが飾られている。
ギボウシはオランダにもたらされた物だが、その後英国を始めとする欧州諸国に広がってさらにアメリカにまで渡って発展を続けている。
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